歯ぎしり・食いしばり
いびき・睡眠時無呼吸症候群
「噛む力」と「眠りの質」は、
あなたの健康に深く関わっています。
歯ぎしりや食いしばりによる強い咬合力は、歯や顎関節に負担をかけるだけでなく、全身の不調につながることもあります。また、睡眠時のいびきや無呼吸は、十分な酸素が取り込めず、質のよい眠りが得られない原因となり、心身の健康に影響を及ぼします。当院では、持ち運びしやすいマウスピース型装置のご提供や、睡眠専門医との連携による総合的な治療をご提案しています。
歯ぎしり・食いしばり
通常、硬い食べ物を咬むときの力は5~7kgといわれています。ところが、夜中にギシギシと歯ぎしりをしているときの力は50~60kgにもなり、自分の体重と同じくらいの力が歯にかかっていることになります。日中、知らず知らずのうちに食いしばりをしている場合も同様です。
このように歯ぎしりや食いしばりをしてしまう方は、普段、昼間でも無意識に歯と歯を合わせ、舌を上顎にピッタリ押し付けている癖があります(TCH=Tooth Contact Habit)。
このように大きな力を歯にかけつづけると、
- 噛み締める癖
- 噛み締める癖
- 歯ぎしり
- いびき
- 歯周病
- 顎関節症(あごの痛み)
- 睡眠時無呼吸症候群
肩こり
冷 え
頭 痛
咬みしめているかのセルフチェック

舌の横の先に凹み(歯に押し付けた跡)がある。

下あごの内側に丸く出っぱった硬い隆起がある。

頬の内側に横に線がある。
朝起きたときに顎が疲れている。
夜、歯が抜ける夢、硬いものを食べる夢をみることがある。
ひとつでも当てはまることがあれば、あなたは咬みしめ常習犯です!いびきをかいていても、同時に咬みしめている場合もありますので、要注意です。睡眠時無呼吸症候群につながることもあります。
いびき・睡眠時無呼吸症候群
寝ている間に舌がノドの奥に下がり、気道を塞ぐと、いびきが生じます。さらに、これが進んで呼吸が止まってしまうことを、睡眠時無呼吸症候群といいます。長いと1分以上も呼吸が止まった状態が続く方もいます。すると、良質の睡眠がとれず昼間眠くなったり、心臓血流への負担が大きくなったりと、全身への影響も計り知れません。
最近では呼吸補助装置(CPAP)を使うことも多くなりましたが、これは装置が大きいので旅行などには持っていけません。
当院では簡単に装着でき、持ち運びもできるマウスピース型の装置をお作りしています。軽症の方でも、CPAPを使う前に試されることをおすすめしております。
さらに、内科(睡眠外来)と提携した治療もしております。

