診療について

矯正歯科

笑顔が変わり、表情が変わり、
人生はより豊かになるでしょう。

歯並びは第一印象に大きく影響します。しかし、矯正は見た目を良くするためにだけするのではありません。歯並びは見えますが、咬み合わせは見えません。歯並びとしてはきれいでも、咬み合わせがよくないことがあります。
咬み合わせの不正が原因で頭痛、肩こりなどの様々な体調不良をきたすこともあります。
小児の場合は矯正治療を早期に治療をはじめることで、大切な永久歯を抜くことなく治療する方法も取り入れています。また、正しい歯並び・咬み合わせを維持するための「口腔筋機能療法(MFT)」も行っております。

歯科矯正の種類

全顎矯正・部分矯正(MTM)・めだたない矯正法
入れ歯や被せ物のための前矯正

乱ぐい歯・八重歯(叢生)/すき歯(空隙歯列列弓)
出っ歯(上顎前突)/受け口・反対咬合(下顎前突)

◎基本的にお子さんは前歯4本が永久歯に入れ替わった頃から、
成人〜中高年の方も口腔内状態によって矯正治療が可能です。
治療開始の時期はケースバイケースですので、まずご相談下さい(無料)。


矯正治療の流れ
  1. 初診・矯正相談

    歯並びに関するカウンセリングと簡単な口腔内検査と歯型などの資料をもとに、おおよそのお口の状態と治療の流れ、料金等をご説明いたします。

  2. 精密検査

    お口の中の状態を的確に把握するために検査を行います。口腔内写真、顔写真、歯型、咬み合わせ、レントゲン写真等を撮らせて頂き診断時の記録、参考資料とさせて頂きます。

  3. 診断

    検査の資料をもとに診断を行い、今現在の状態と、治療方針、治療期間、料金等についてご説明いたします。

  4. 矯正治療のスタート

    装置の装着、歯の移動をはじめます。装着後は約1か月に一度の来院、調整が必要です。歯の移動は数ヶ月で終わる人もいれば、2年以上必要な方もおり、期間は様々です。

  5. 装置除去・保定管理

    良い歯並びになり、歯を移動する装置を外すと同時に、咬み合わせを安定させる(保定)装置に変わります。保定管理となってから3〜6か月に1回の通院でアフターケアを行います。

  6. 矯正治療の終了

    歯並び、咬み合わせが安定したら定期的な通院は終了となります。ご希望がありましたら、その後も口腔内検査、保定装置のチェック、歯のクリーニング等も大切なフォローアップです。

口腔筋機能療法(MFT)

正しい歯並び・咬み合わせを維持するためには、歯の外側と内側に位置する「舌・唇・頬」などの口腔周囲筋の調和を整えることが大切になります。MFT (Myofunctional Therapy:マイオ・ファンクショナル・セラピー) は、口の周りの筋肉の正しいバランスをつくり出し、またそれを維持することを目的として、特別に考えられた治療プログラムです。


口腔筋機能療法(MFT)の目的
  1. 指しゃぶりや舌癖などの口腔習癖によって、開咬症などの不正咬合になることがあります。
    これに対してはバランスのとれた口腔周回筋のトレーニングで歯列矯正効果が得られます。
  2. 矯正治療後の後戻りを防止します。
    矯正治療で歯並びを整えても、歯並びと唇・頬と舌の筋肉のバランスが整っていないと、不正咬合が再発します。
  3. 審美的な口元をつくります。
    上下の口唇が結ばれず開いていると決して美しい状態とは言えません。
    口腔内の環境にも影響を与え、虫歯や歯周病の悪化をもたらすのです。そこでトレーニングで覚えた口唇の状態を習慣づけることで、結果的に審美的な口元を手にいれることができます。